去年の11月から、キリスト教福音宣教会ではそれぞれ各地域の教会で明(ミョン)歌自慢大会を開催し、三ヶ月の選抜を経て、最終決戦へと突入した。
歌唱力の他に、自分の歌声で神様の心に賛美を届けたいという思いも評価において重要視された。ある参加者は、本来はA曲を歌いたいと思っていた。しかし、大会の三日前からお祈りする中で霊感を受け、最終的に新しく一つの作品を作り出した。一緒に参加するもう一人の歌手およびキーボード奏者と三日間休むことなく新しい曲を研究し、練習した。決戦当日、審査員全員と多くの観衆は「この曲は歌えないけれど、このチームとその作品に深く引き込まれた」と証した。その参加者自身、過去の作品や歌い方とは異なる表現を用いたため、「この曲は私一人の力で創作できるものではない」と証していた。
決戦の現場は満席で、切実な賛美の歌声や各芸術団が順番に神様に栄光を帰す中で、大会は円満に幕を閉じた。