「関愛之家（労わりの家）母子部」から60名あまりの無国籍の子供達に喜びを（壱週刊報道）

2016年06月02日

これらはすべて、誰かが補ってあげなければ政府だけでは解決できない限界的な問題です。外部の方々も『関愛之家（労わりの家）』と共に努力し、寄付と実際の行動を通して力になってくださることを願います。（クリスチャン鄭儷絲（チェン・リースー）より）

五月に入ると、母の日という重要な節句が注目される。五月二日労働節という休みの日に、他の団体と違って、J4U(JUST FOR YOU)ボランティアサークルはキリスト教福音宣教会（CGM）の創設者鄭明析（チョン・ミョンソク）牧師の精神を持ち、台北市文山区にある「關愛之家婦幼部」へ訪れた。実質的な行いを持って、一日中無国籍児たちのお母さんのように、60余名の無国籍の子供たちに喜びと温もりをもたらした。

さらに、 現場では「あなたは特別だ」というインタラクティブな絵本を使いながら、子供たちと一対一の時間を設けることによって、すぐにやってくる母の日の前に温もりを増し加えた。

CGM J4U(JUST FOR YOU)ボランティアサークルは「関愛之家（労わりの家）」の子供達がちゃんと食べ物から必要な栄養分を取れるように、今回特別に多くの「お母さん」を募集し、健康的かつ栄養が豊富な料理を準備してもらった。

關愛之家に収容される「無国籍児」の平均年齢は0歳から3歳までである。子供達の両親は台湾の国籍を持ってない身分、または、正式な婚姻関係ではないため、子供も法律上、正式な身分が取れない。この事によって、政府補助の申請や診療を受ける事には大きな妨げとなっている。

關愛之家が無国籍の子供達と社会的弱者達の避難所となっており、中国地域では1070名の子供達と30−４0名の大人が援助を必要とし、台湾地域では300あまりの子供達がいて、その内の70名以上は哺乳を必要としている。

毎月の生活費は700万から800万になり、現在では一般民衆の寄付で維持されているが、まだまだ社会から実質的な援助が必要とされている。關愛之家秘書長楊婕妤（ヨウ・ショウヨ）は言った。關愛之家は助ける対象が社会から資源を得られない社会的弱者達である。まるでエイズ患者のように、普遍的に社会に差別され、日常生活、職場及び就職活動においても困難にぶつかる。そして身分のない外国人は台湾で訴訟、病気や妊娠などの場面では、家族、友達、資源がないため、窮地に追い込まれる例がたくさんある。この人たちには誰かが援助の手を差し伸べる必要がある。「政府が解決できない辺縁問題は皆と關愛之家と一緒に努力し解決してほしい」、寄付金と実際の行いでこの人達に援助の手を差し伸べようと呼び掛けた。

キリスト教福音宣教会（CGM）に属する「J4U(JUST FOR YOU)ボランティアサークル」の創設者は鄭明析（チョン・ミョンソク）牧師であり、その中では多くの若者と大学生だけではなく、6歳の小学校一年生から60歳以上のお年寄りによって構成され、これからも続けて各領域の人材を募集し、持っている専門的な能力に応じて社会に必要なサービスや助けを提供しようとしている。創設のモットーは「新時代の若者の発掘及び青少年の個性と人格の育成」である。

サークル結成後すぐ、社会サービスなどシリーズもののイベントが行われた。例えば、高三進学指導講座、ビーチクリーン、保育園関心、公益マラソン大会、地方関心等のイベントが行われた。6月25日に關愛之家のため、公益マラソン大会を通して、關愛之家への寄付金を集め、社会にもっと多くの人々がこの子供達のことを見られるように実際の行動によって、子供達に援助の手を差し伸べよう。

引用：壱週刊

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