「関愛之家(労わりの家)」では、国籍も身分もない子供だちがいる。生まれてから親に捨てられ、もっとも親の愛と存在を必要とされている年に親の愛を受けられなかったによって発展遅延の問題が見られる。これに対して、キリスト福音宣教会(CGM)唐美象(タン・メイシァン)牧師が台湾平和医療団と「J4U」(Just for youの略称)ボランティアサークルを招いて「関愛之家(労わりの家)」に入り、ボランティアの訓練を通してボランティアの精神と基礎的な医療概念を教えた。
今年のボランティア育成は2段階に分かれて、まず10月8日及び10月22日に子供たちの発展遅延と口腔の健康を検査し、11月5日と11月19日に子供の作業療法、口腔健康教育とボランティアの「お母さん」としての概念とスキルが教われる。
今回「関愛之家(労わりの家)」児童部の医学部代表である鄧軒婷(デン・シェンティン)薬剤師がインタビューされた際にこのように言った。医学部生の最高の資質は人助け好きであり、彼らは喜んでボランティア活動をしたり、無料診断をしたりする。ちょうど平和医療団の强みは「命を愛する精神」で医療サービスを提供することであり、学生たちはまさにこのような精神に惹かれたのである。
平和医療団のボランティアたちはこの子供達と関わりながら、明らかに発展遅延の症状が見られる。すでに言葉で自分を表現できる年のはずなのに、殴ることや噛むこと、泣くことで気持ちを表現し、指示にしたがって動くことさえ難しさを感じている。その姿を見ると心を痛める。しかし、「関愛之家(労わりの家)」に二回言って触れ合って見て、さらに指示をちゃんと理解できるようにしてみたら、子供たちが少しずつ改善したのがわかった。小さいな改善と変化ではあるが、持続的にやれば必ずより大きな変化が成し遂げられるのを信じる!医療やガイダンスのサポート以外に、ボランティアたちも子供達が主の愛を感じられるように祈っている。