台湾精神の輝き　私たちは超人武術団

2013年12月21日

テコンドーが極小さな島の名を国際的に知らしめ、世界一にならせた。そうなった理由は他でもなく「精神力」にある。「精神力」は人に環境と肉体の限界を超越させ、光を放たせる。

教会内には、テコンドーが大好きで共に集まる子供達がいる。かつて、幾度となく練習マットで転倒し、こっそりと薬水を塗り、涙を拭っていた。そのような日々は試合と同じで、観衆がいない試合での相手は自分だった。世界チャンピオンになるより、より良い自分になりたいと思った。彼らは「超人武術団」である。

「超人」という言葉には特別な意味がある。いわゆる「超人」とは、「果てしなく繰り返し行うこと」である。百回行なってこそ見えるものがあり、千回行なってこそ使い物になり、万回行なってこそ自由自在に操ることができる。だからこそ、繰り返し行なう人からすれば不可能はないのである。テコンドーもこのようにこうであり、生活もこのようにこうだ。故に、武術団のメンバーもいつもこのような思想と精神を持ち、生活の中で続けて実践することで自分を造っている。

武術団のメンバーは毎月定期的に集まって練習している。練習内容には、基本的な手と蹴りの動き、武術の応用、型及び身体能力の鍛錬などが含まれる。さらに、武術と芸術を組み合わせることを通し、行動芸術の新たな形式で以って、異なった新しい精神を表している。