近年、マラソンは人々に愛されるスポーツの一つとなっており、全台湾でこの1年間、300近くの大小のマラソン大会が開催され、年始から年末までほぼ毎日走っていたことになる。J4Uボランティア団はこの機運に乗り、2016年6月25日、新月橋にて「第三回公益マラソン活動-愛 国境なし ゼロ距離–」を開催した。もともと天気予報では激しい雷が予報されていたが、当日は不思議なほど清々しい天気のしるしが起こった。本活動は更に「社団法人 台湾関心と愛の家協会」と初めて協力し合い、400人近くのマラソン好きの群衆が共に参加するようになった!摂理の活動として斬新な1ページを書き残したのである!
J4Uボランティア団は、今年の5月に「関心と愛の家」に訪問し、無国籍の子供たちに付き添ったりやりとりをしたりした。その過程の中で、両親がいない為に多くの子供たちが自分一人で遊ぶしかない姿を目にした。また、両親のきめ細かな教育を受けられなかった事で、限定された視野でしか外の世界を認識する事が出来ない子供もいた。たとえ多くの企業団体が関心を注ぎ込んだとしても、彼らに足りないものとは何だろうか。長い黒髪を伸ばし、親切な近所のおばさんのような創設者-楊婕妤(ヤンジエユ)さんは、「「関心と愛の家」で助けている対象は、社会で財を得ることが出来ない弱い立場の人々です。例えば、エイズ患者は社会で普遍的な差別に遭い、日常の生活や就職が困難だし、身分の無い外国人は台湾で訴訟や病気、妊娠等しても、親族も友人もなく、財産もないので、路頭に迷ってしまいます。こういう人たちは皆人の助けを必要としています。」と話す。創設者の愛を注いだ決心と気迫、及び子供に対して私心無く献身する熱意を見て、J4Uボランティア団は、「愛で走る」活動の開催を決定し、今回の活動を通して、「思いやり」を集め、社会の目が再度助けを必要とする子供たちに注がれるようにした。
今までの宣伝方法とは異なり、私達はアーティストの星光と、「関心と愛の家」大使である蔡允潔(ツァイユンジエ)を招いて友情出演してもらった。当日は生中継で、2万5千人の閲覧人数と累計1万回以上の”いいね”が押され、現場でも多様化したカーニバルが作り上げられた。内容としては、子供たちの遊び場、美食堪能ブース、芸術舞台鑑賞、及び5km、10km、15kmのマラソン活動などがあった。今回の活動は、インターネットでの申し込みも受け付けたことで、多くのマラソンランナーが惹きつけられて参加し、同時にボランティアを希望する仲間を対外的に募り、皆が一堂に会した。初参加者は活動全体の60%に達し、全体的に見ると、30%の参加者がインターネットを通じて本活動を知るようになった。これは、J4Uボランティア団の活動の中で、ネット効果の最も大きかったものとなった。
マラソン当日の朝、ボランティア団の団員たちは、来場者らが涼んで休める快適な場所があればと願い、猛暑の中早めに現場に駆けつけ草取りをした。開場してすぐ、迫力ある盛大な摂理管楽隊や儀仗隊によって幕開けした。この二つの団体は今年初めて協力したが、彼らの素晴らしい演出を通して、立派で強靭な摂理人の精神を表し、道行く人々は撮影したり見学したりしていた。司会でも、自分達は「鄭明析先生」の教える愛と平和の精神を持って創立したボランティア団体であり、この福音を通して、より多くの助けが必要な人たちが助けを受けられるようにしたいのだと絶え間なく訴えかけていた。そのほかにも、現場ではボディペインティングや無料の飲食コーナー、平和医療団などがおり、「関心と愛の家」の子供達と来場者達みなが面白く、且つ楽しく参加することが出来た。多くのランナー達も「主催者側の心遣いを感じることが出来、来年もまた参加したいです!」と述べていた。活動終了後、J4Uボランティア団の団員らは、主人意識を持って一同その場を綺麗に片付け、公共トイレも掃除し、河浜公園の掃除のおばさんもしきりに不思議がっていた。私達は主が教えてくださったことを、行いでもって一つ一つ示していくことが、最高の証だと考えている!
「あなた達、よくやった!集中してやりなさい!」これはJ4Uボランティア団が今年受けた一番嬉しい知らせだ!将来は私達も、絶えず主が教えてくださった御言葉を持って、それを種として若者たちの心に蒔き、芽を出してすくすく成長するようにさせよう。そしてこの美しい福音を、私達の良い行いを通して地の果てまで伝え、主の真実な証となることを願う!