《信じることは力だ》
私たちはなりたいと思う大人になることができるのだろうか
私たちは、自分が思い描いた夢に向かって前進する努力ができるだろうか
眷村出身の一人の子どもが
信じることで、思ってもみなかった夢を成し遂げた
台湾大学電気博士鄒福明(スウ・フクミン)が全国優秀エンジニアの栄誉を獲得した命の証。
鄒福明は、幼いころから台南の田舎の眷村で暮らしていた。周囲の同級生は、10人中半分は喧嘩し騒ぎ立てるような人たちだった。村の全体で、高校まで進学したのは彼だけであった。彼の夢はとても小さかった。安定した仕事につき、小さな家庭を持つことだけを求め、総統になるだとか、科学者になるだとか、他人を幸せにするだとかは、文章の中だけで叶う幻想に過ぎなかった。
しかし、教会に来て、主と共にすることで、主は彼を一歩一歩導き、過去には達成不可能であった夢を実現させた。台湾大学電気学部に合格しただけではなく、修士課程と博士課程も順調に卒業した。
現在、中華電信でエンジニアを任されている鄒福明は純真に以下のように考える、「神様の導きによって、私は学位を取得し、良い仕事に就くことができました。なので、神様にただ感謝の気持ちでいっぱいです。神様にもっとたくさん返して差し上げたいです。これ以外に、更に求めることは本当にもうありません。」しかし、思いもよらないことに、神様は再び驚くべき祝福を下さった。
2012年7月、なんと上司の推薦を受け、鄒福明は中国エンジニア学会が主催する「全国優秀青年エンジニア」選抜に参加した。多くの学術機構や企業からきたエンジニアと競い合わなければならなかった。
「中国電気技術学会優秀青年エンジニア」、この賞は、毎年全国から厳選された40歳以下の10名の電気類技師が企業や学術機構を対象に選ばれた者が表彰される。
最初から「選ばれるわけがない」と思っていた彼に、神様が働かれたため、彼は熱心に準備を始めた。すべてを主に委ね、最終的には、信じたことで、今まで夢にも思わなかったことを成し遂げた。