(台北通信)五月の初め、人々関心事は段々と「母の日」、この重要な祝日に集まった。五月二日の労働節の休みの日、他の団体と違い、「朝の光青年ボランティア団体」は台湾キリスト教福音宣教会の創設者、鄭明析牧師の精神をもって文山区の「労わりの家母子部」に赴き、実際に行なうことで無国籍児の愛する一日お母さんになり、60人余りの無国籍児童に愉快な笑顔と温もりをもたらした。更に現場では、「あなたはとても特別」という交流式絵本を通して、子供たちと一対一の交流がなされ、これから迎える母の日の前の夕暮れに温もりを添えた。
「朝の光青年ボランティア団体」は今回特別に大勢の愛のお母さんを募集し、「労わりの家」にいる児童のために、心を込めて健康的で栄養がありおいしい食事を用意し、児童たちが食べ物から成長に必要な栄養を摂取することを願った。労わりの家が引き取り世話をしている「無国籍の赤子」の平均年齢は0-3歳だ。その両親はおそらく台湾国籍ではないか、正式に婚姻関係にない状態にあり、台湾で無国籍赤ちゃんの国籍を取得する方法がなく、これにより、いうまでもなく政府に補助の申請をしたり、病院に診せるのに相当大きな障害が伴う。
労わりの家は無国籍赤子と勢力の弱い民族の避難所となった。中国地区には1,070人の子供がおり、30-40人の親が世話を必要としており、そして台湾地区には300人余りの子供がおり、その中の70人余りは乳飲み子だ。毎月の基本的な生活費は七、八百万であり、目下主要な収入は一般民衆からの真心の寄付金から補填され、今だなおいくつかの社会資源の実質的な援助が必要だ。楊婕妤()秘書長は以下のように示した。「労わりの家が助ける対象は、社会で資源を得ることができない弱い民族や、エイズ病患者のような人、社会から普遍的に差別視され、日常生活を送ることや、職に就くことが困難な人、さらには国籍のない外国人である。彼らは台湾で訴訟にあっても、病気にかかったり妊娠したとしても、身内もいなければ友達もいない、あらゆる資源が全てなく、途方に暮れるのです。このような人たちにはだれかの助けが必要であり、政府が行き届かない、隅の問題です。社会の人たちが寄付金や実際の行動を通して労わりの家と一緒に頑張ってくれることを願います。」
台湾キリスト教福音宣教会に所属している「朝の光青年会」は鄭明析(チョン・ミョンソク)牧師により創設された。「朝の光青年会ボランティア団体」には多くの社会人と大学生、専門学生、大学院生が所属し、その中には下は六歳の小学一年生から上は60歳以上の先輩がいる。ボランティア団体はいまでも続けて各分野からの人材を募集しており、専門的な能力を生かして社会が必要としているサービスと協力を提供している。その団体が設立された目的は、「新世代の青年と青少年の才能を発掘し、人格を育て作ること」だ。団体が作られてからあらゆる公益活動への参加を推し進め始めた。例えば、高校三年生に勉強を教えたり、砂浜を掃除したり、孤児院の手伝いをしたり、公道を走ったり、田舎に行く等だ。6月25日には労わりの家のために公道を歩いての募金活動が行われる予定だ。社会の多くの人に彼らの姿を見てもらい、一緒になって実際に行ない、助けてくれるだろうことを願う。
引用元:新浪新聞&大成報
引用: 新浪新聞&大成報